甘ひびき検討会および出荷目ぞろえ会を開く
2018/7/21
JAあいち中央梨生産部会は21日、梨「甘ひびき」の出荷スタートを前に、「甘ひびき」を育成した猪飼孝志さんの梨園で、検討会と出荷目ぞろえ会を開きました。収穫着色基準や選別規格、出荷方法などを説明したほか、部会員が持ち寄った「甘ひびき」の糖度の測定や試食を行い、収穫適期を確認しました。
今年は、春先の開花時期から天候に恵まれ、例年に比べ一週間程度生育が進んでいます。品質は良好。「甘ひびき」は「幸水」より大玉で甘みが強く、しゃきしゃきとした食感と果汁の多さが特徴。多収で病気に強い。
検討会と出荷目ぞろえ会には、部会員や市場担当者、JA産直職員ら約50人が参加。猪飼孝志さんは「熟期のものは果肉の色が白から黄色になる。それぞれの園で試し切りをして、味や食感も含めて収穫時期を見極めてほしい」と収穫のタイミングを説明しました。猪飼幸宏部会長代行は「例年よりも早く色づいている。統一の基準をしっかり確認し、品質の良い「甘ひびき」の出荷を心掛けてほしい」と話しました。
部会は36人が「甘ひびき」を1.4ヘクタールで栽培。栽培面積を拡大中で、今年の生産量は14740玉(計画対比127%)を計画。出荷は23日から始まり、8月中旬までを予定。JAファーマーズマーケットでんまぁと安城北部・安城西部、産直センター「道の駅」デンパーク安城の3店舗を中心に、主に贈答用として販売するほか、名古屋市内の一部百貨店でも販売します。
猪飼さん(右)から「甘ひびき」の
説明を受ける部会員
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