梨「あきづき」の知名度向上へ試食宣伝会を開く
2018/9/8
JAあいち中央梨生産部会と同JA園芸販売強化対策室は8日、安城市福釜町の同JAファーマーズマーケットでんまぁと安城西部と安城市高棚町のデンソー高棚製作所で開かれた高棚フェスタで、安城梨「あきづき」の試食宣伝会を開きました。幸水や豊水に比べ一般的にあまり知られていない「あきづき」のことを知ってもらうことが目的です。
「あきづき」は「新高」と「豊水」を交配してできたものに「幸水」を掛けあわせて育成された中晩生の赤梨で、2001年に品種登録されました。果肉は柔らかくジューシーで、酸味も少なく甘味が強く感じられるのが特徴です。
でんまぁと安城西部での試食宣伝会では、一口サイズにカットした「あきづき」を振る舞い、試食をした来店者は生産者らから品種の特徴を聞くなどして次々と購入していきました。また、デンソー高棚製作所で開かれた高棚フェスタの会場では、ナシの皮むき器を消費者らが使い、買い求めたナシの皮をむいてその場で頬張っていました。
三重県から訪れた夫婦は「はじめて聞いた品種のナシでした。甘みがあって美味しかった。生産者の方がその場にいることで特徴も聞くことができてよかった」と話しました。
「あきづき」を試食する来店者
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