「デラウェア」糖乗り順調に
2020/7/9
JAあいち中央ぶどう部会は7月9日、碧南市古川町の同JA碧南北部営農センターで、「デラウェア」の出荷検討・目ぞろえ会を開きました。部会員や愛知県、市場関係者ら、13人が参加し、市場情勢や出荷方法、出荷基準を確認しました。
目ぞろえでは、糖度の測定、味や食感、色、酸の抜け具合を確認しました。平均糖度は17.1~17.4度で順調に高まってきています。愛知県中央青果豊田市場の日浦雅志さんは「雨が続いているので、選果選別をしっかり行ってもらいたい」と話しました。
県西三河農林水産事務所農業改良普及課の中村遼太朗技師は「例年よりべと病や黒とう病に注意して、天気の様子を見てしっかりと防除してほしい」と呼び掛けました。
部会の大橋祐司部会長は「いよいよ出荷が始まる。梅雨が明けたら一気に暑くなってくる。身体に気を付けながら、しっかりと管理していきたい」と話しました。
部会は32人が約5.4ヘクタールで「デラウェア」や「巨峰」を栽培。「安城ブドウ」として出荷しています。出荷は12日から始まり8月上旬までの見込み。「巨峰」は7月下旬から8月中旬の月遅れ盆に向けて地元市場を中心に出荷します。
糖度を確認する部会員ら