ローテ防除実践 薬剤抵抗性防ぐ
2020/7/17
JAあいち中央碧南営農センターは7月16、17日の両日、碧南市港本町の同センター2階で「人参、玉葱こよみ説明会」を開きました。同JAの碧南人参部会、碧南玉葱部会の部会員を対象に毎年開いており、今回は2日間で85人が参加しました。
説明会では、県西三河農林水産事務所農業改良普及課から昨年碧南地区で発生した病害虫について説明、注意喚起がされました。営農センターからは昨年の防除暦との変更点などが説明されました。
防除暦は5月上旬に、JA職員が前作の反省を踏まえて原案を作成します。5月中下旬にJAあいち経済連、肥料農薬のメーカー、県普及課との協議により原案が見直され、6月上旬に各部会の役員によって精査されます。
同センターの担当者は「今年からRACコードを記載するようにした。RACコードを活用したローテーション防除で、病害虫の薬害抵抗性の発達を遅らせることが出来る。活用しやすい暦にしたので、収量を上げる一助としてもらいたい」と話しました。
こよみ説明会の様子