所得増大に向け活発に意見交換
2020/7/20
JAあいち中央は7月20日、農業者の所得増大などに向けて、各生産部会の代表者らが集まっての意見交換会を安城市赤松町のJA総合センター内生活館で開きました。2020年度から始まった第7次中期計画や営農振興ビジョン、創造的自己改革の取り組みを報告するとともに、19年度に各生産部会と行った話し合いでの要望事項に回答しました。各生産部会の代表、JA役職員ら43人が出席しました。
JAは農業者の所得増大に向けて、16年度から園芸や産直、水田作などの生産部会と個別の話し合いを行っています。この意見交換会はキックオフ全体会合に当たります。今後、12月までに、各生産部会と中期計画や振興ビジョン、品目別取り組み方策などに対する話し合いを進めていく予定です。
JAの石川克則組合長は「食料・農業・農村基本計画が改訂された。食糧自給率の問題や、食糧の安全保障など、国内での自給を高めていこうという考えが前面に出てきている。地域農業を守るため、意見交換等をしっかり進めていきたい」とあいさつしました。
各生産部会の代表者からは「集荷における体制を整備してほしい」「情報発信するツールを有効活用できないか」「コロナウイルスの影響で例年通りの出荷方法やPR活動が難しい。何か良い策は無いか」「農業機械における特殊部品への対応をお願いしたい」などの意見が上がりました。
意見を述べる生産部会代表者