高品質ぞろい 甘藷・葉生姜・クルクマ共進会
2020/7/27
JAあいち中央碧南園芸課は7月27日、碧南市港本町のJA碧南営農センター集出荷場で「2020年産 甘藷・葉生姜・クルクマ品質改善共進会」を開きました。栽培技術や質の向上が目的。最高位の碧南市長賞に、甘藷の部で杉浦満男さん(碧南市若宮町)、葉生姜の部で長坂貞義さん(碧南市二本木町)、クルクマの部で加藤朝治さん(碧南市築山町)が選ばれました。
カンショ15点、葉ショウガ6点、クルクマ19点の出品がありました。県や市、JAあいち経済連の担当者ら10人が審査しました。県西三河農林水産事務所農業改良普及課の穴井尚子専門員は「例年よりも気温が高く推移し、雨がまとまって降るなど極端で、栽培に苦労したと思うが、出品された農産物は大きさのそろいや色、ボリュームなど素晴らしく、生産者の技術の高さが伺えた」と審査講評しました。
カンショは「早掘り甘藷」として出荷しており、8月上旬まで関東や中京へ約16トン出荷する予定です。葉ショウガは、9月上旬まで名古屋をはじめ岐阜や静岡に約16トンを見込んでいます。主に仏花として用いられるクルクマは、盆をピークに10月下旬まで、東北、関東を中心に甲信越、中京へ年間約30万本を見込んでいます。
出品物の外観や形状、そろいなどを
確認する審査員