刈谷市は１２月２２日、刈谷市東陽町の同市市役所で刈谷市酪農クラスター協議会設立総会を開きました。同市内で牧場を経営する清水牧場や愛知県酪農農業協同組合、地元農事組合法人、ＪＡあいち中央などから担当者１４人が出席しました。同協議会は同市内の畜産の収益性向上に向けた計画、目標の策定および目標達成のための取り組みを推進することが目的です。

総会では、同協議会の規約および各規程、役員の選任、畜産クラスター計画、２０２０年度事業計画など４議案を承認しました。

会長に選任された清水牧場の清水一将さんは「国の補助事業の取り組み主体という立場で皆さんと共に地域の畜産を始めとした農業振興に努めていきたいと考えているので、よろしくお願いしたい」と話しました。

刈谷市産業環境部農政課の浅岡剛司課長は「刈谷市内で唯一酪農を営む清水牧場が代替わりを迎え、施設更新を伴う大きな計画がある。刈谷市としても更なる活性化に向け最大限の協力をさせていただく。この協議会が有意義なものになるよう、よろしくお願いしたい」と話しました。