週末は親子で料理 インスタ発信に力
2021/3/4
でんまぁと安城北部
JAあいち中央ファーマーズマーケットでんまぁと安城北部は、公式インスタグラムで「週末親子クッキング」をテーマにした産直農産物の情報発信に力を入れています。
同店舗の公式インスタグラムは、2018年8月に開設。出荷される農産物が店内でどのように並んでいるか、旬の時期や出荷量などを中心に発信してきた。「売り場中心の写真だけでは見ても感じることが少ないのでは」と食べ方の提案も産直の役目と考え、21年2月14日から写真を見て「食べたい」や「作ってみたい」と思える写真の投稿を始めました。投稿する写真は、同店舗の食育ソムリエがお勧めする農産物を使って親子で手軽にできる料理を、構図や色味などを考えながら器に盛りつけ、撮影。料理に使った農産物の写真やレシピとともに投稿しています。
投稿写真を変えたことで、フォロワー、「いいね!」がともに2倍以上増えました。タイミングも重視し、料理の写真は週半ば以降に多く発信しています。食べ方提案とともに農産物を発信したことで、投稿後は、インスタグラムを見た来店者から「この野菜はどこにありますか」など店内で声をかけられることが多くなりました。週末の親子連れも増え、反響の大きさを実感しています。
3月4日には、簡単で美味しくできる「トマトジャム」を作り投稿しました。作った「トマトジャム」は、小鉢に入れたりパンにのせたりし、カットしたトマトとパセリを添えるなど朝食を意識した盛り付けにして撮影しました。管内では、トマトのハウス栽培が盛んで、量・種類ともに豊富に出荷されています。
板倉巧所長は「旬の農産物の発信も重要だが、産直には農家が一生懸命作っているさまざまな農産物がある。若い人が宝さがしをするような感覚で来てほしい。インスタグラムが足を運ぶきっかけになれるよう、『食べてみたい』、『これなら自分でも作れる』と思えるものを発信していきたい」と話しました。
インスタグラム投稿用に撮影する
食育ソムリエ
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