ニンジンジュースをデイ利用者に ㈱耕地が寄贈
2021/3/8
JAあいち中央福祉部は3月8日、株式会社耕地から同社の製造する「耕地のおいしい人参ジュース(720ml)」150本を受贈しました。同社の齋藤浩二代表取締役ら2名が安城市和泉町のJAデイサービス安城南を訪れ、石川克則組合長とデイサービスのスタッフにニンジンジュースを手渡しました。
同社は2020年12月に設立。新型コロナウイルス感染症の影響による価格低下で廃棄されるニンジンを活用しようと、21年3月から碧南産のニンジンを使ったジュースの製造、販売を始めました。同商品には免疫力を高めると言われる皮まで使用されており、そしゃくが要らず、高齢者でも食物繊維が摂りやすいとのこと。
齋藤代表取締役は「農業経営で支援を受けているJAに対して、感謝の気持ちを伝えるために寄贈の話を持ち掛けたところ、福祉施設のご紹介をいただいた。コロナ禍で暗くなりがちだが、おいしいものを口にして明るく、笑顔になって欲しい」と話しました。
石川組合長は「栄養が摂れるニンジンジュースを寄贈いただき、大変ありがたい。デイサービスの利用者に召し上がってもらい、一層元気になってもらいたい」と感謝を述べました。
同商品は、碧南市のふるさと納税の返礼品やJA碧南あおいパーク産直で販売中。販路の拡大を検討しています。
齋藤代表取締役(左から3人目)から
ニンジンジュースを受け取る
石川組合長(右から5人目)