次世代とつながり強化 パン作りなど企画
2021/3/9
JAあいち中央組織生活部組織生活課は3月9日、安城市赤松町のJA総合センター内生活館で、2021年度における次世代とのつながり強化に向けた取り組みについて、くらしの相談員と話し合いました。
JAは、09年度から管内の全12ブロックに女性組織活動担当者として12人のくらしの相談員を配置し、支店の生活文化、組織活動の活性化に努めています。普段の活動から次世代とのつながりの必要性を実感していたが、認識や取り組みが統一されていませんでした。
2月に行った第1回の話し合いでは、次世代を55歳までとし、名称を「フレミズの森」として活動すると認識を統一。「次世代企画」として、3回コースにすることや、参加しやすいようお試し教室を開くことなどを決めました。2回目となる今回は、各募集・開催時期やコース内容をより詳細に決めました。お試し教室には簡単パン作りを、コース内容には野菜の選び方や保存方法、料理が学べる勉強会、10月のハロウィンにあわせてカボチャスイーツ作りなど次世代が興味を持ちそうな内容にしました。統一企画として各支店で同時期に同内容で開く予定です。
話し合いは、同課職員がファシリテーターとして、様々な意見を聴き取り、思いをくみ取って、全員が納得できるように進めました。同課では、同相談員とともに企画し取り組むことで目指す方向を統一したいと、定期的に話し合いの場を設けています。情報や課題、成功事例などを共有化することで、孤独感なく取り組めるようにしています。
同部の江場正秋部長は「本部からの指示で取り組むのと自分たちで目標をもって企画し取り組むのとでは活動する職員のモチベーションが違ってくる。次世代とのつながりは、JAの大きな課題の一つ。全員で取り組むことで、次世代とのつながりを強めていきたい」と話しました。
次世代対策を話し合う
くらしの相談員ら