20年度採用職員 農業体験を報告
2021/3/15
JAあいち中央は3月15日、2020年度新採用職員による農業体験報告会を安城市御幸本町のJA本店で開きました。管内の農業を調査し、農家に赴いて農業体験することで農業への理解を深めるとともに、JA職員としての自覚を促すのが目的。10年目の取り組みで、JAの役員や幹部職員が出席しました。
報告に先立ち、JAの石川克則組合長は「農業経験のある新入職員が減ってきている中で、土に触れる貴重な経験となっている。体験先の農家と良い関係を築くことで、その後もやりがいを持って働いてほしい」とあいさつしました。
20年度新採用職員43人が、個人やグループで38の取り組みを発表。管内の農畜産物や生産部会、農業体験した内容などを紹介した他、体験を通じて感じたこと、今後の業務に活かそうと思うこと、農業者所得の増大に向け職員としてできることなどを報告しました。
サツマイモやサトイモの掘り起こし、キャベツの収穫作業を体験した営農部農機センターの牧竜大さんら3人は「収穫までの日数を逆算し、天候を考えながら作業を進める農業は、本当に大変で難しいと知った。体験先の農家さんはとても優しく、どんな疑問にもやさしく答えてくれた。期待に応えられるように働いていきたい」と話しました。
農業体験活動では、6月から7月に事前研修として管内農業の概要と自部署管内の農家や農産物について調査し、主に7月から1月の間に1~5日間、農業体験をしました。
活動報告をする20年度新採用職員