ハウストマト出荷最盛
2021/3/25
JAあいち中央トマト部会の出荷するハウストマトが、最盛期を迎えます。JA管内の碧南市南部地区では1950年代からトマト需要の高まりとともに生産が行われてきました。
今年は、8~9月の定植後の高温で着果が少なかったものの、その後気温の変化と共に回復。生産者の適切な管理により品質は良好です。最盛期には日量約3.5トンが出荷されます。
同部会の禰宜田賢輝さんは、67アールのハウスでトマトを育てています。9カ月に渡る長期の収穫になるため、トマトの実がたくさん成るように一部の茎を横に寝かして栽培しています。トマトの収穫は全て手作業で、消費者の手元に届いたときに食べごろになるように早めに収穫しています。
禰宜田さんは「例年通り良いトマトが出来た。生で食べてもおいしいが、癖が無いので色々な料理に使って食べて欲しい」とPRしました。
JA営農部碧南園芸課の太田仁志さんは「今年も品質の良いトマトが出来ている。是非皆さんに食べていただきたい」と話しました。
部会は9人が約4ヘクタールで栽培。7月上旬まで約550トンの出荷を見込んでいます。中京、静岡方面へ出荷し、大手量販店にて販売しています。
一つ一つ丁寧に収穫されるトマト