「食」と「農」学ぶ場を 育つジャガイモ「姿見てほしい」
2021/9/10
JAあいち中央碧南ひがし支店運営委員会は9月10日、碧南市日進町の畑で、碧南市立日進小学校の全児童を対象とした食農教育用のジャガイモを植え付けました。同会とJA支店職員ら17人が参加し、耕起から畝立て、植え付けまでをおよそ3時間かけて行いました。
児童らに農業体験を通じて「食」と「農」に関心を持ってもらおうと10年以上前から続いている取り組みです。例年は児童が植え付けから収穫まで行っているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から児童の安全確保を最優先し、同会が主体となって植え付けました。
同会の鈴木和紀運営委員長は「児童たちによる植え付けはできなかったが、畑でジャガイモが育つ姿をみて、学んでほしい。コロナが収束したら、また収穫や食べる過程を楽しんでもらい、食べ物の大切さを知ってもらいたい」と話しました。
同支店の鈴木智則支店長は「雨の日が多く実施日が遅れたが、無事に植え付けができて安心した。今後は児童らが自分たちの手で収穫を行い、体験することができれば」と話しました。
一つ一つ丁寧にジャガイモを
植え付ける運営委員ら