飲酒運転“大根”絶 交通安全呼び掛け
2021/12/1
愛知県刈谷市交通安全推進協議会は12月1日、刈谷市小垣江町のJAあいち中央刈谷南支店南の交差点で、年末の交通安全市民運動に合わせ、刈谷北部産の農産物を手渡しながら安全運転を呼び掛けるキャンペーンを行いました。ダイコンとかけ、飲酒運転「大根」絶作戦と銘打ち、JAが同市特産のダイコン300本を提供しました。
JA刈谷地区女性組織代表や青年部組織、石川克則組合長ら約40人が「飲酒運転「大根」絶作戦」と書かれた紙で巻かれたダイコンをドライバーらに手渡し「飲酒運転は絶対にしないでください。ながら運転もダメです」と声を掛けました。ダイコンを受け取られたドライバーは「ありがとう。わかりました」と応えていました。
刈谷警察署交通課の鎌田昌明課長は「年末になるとお酒を飲む機会が増え、飲酒運転などによる事故が増えてくる。声掛け活動により、ドライバーが安全運転に心掛け、交通事故の根絶につながっていけばありがたい」と話しました。
JAの石川克則組合長は「多くのドライバーに対して地元刈谷産のダイコンを使った交通安全の啓もう活動が行えた。これからも事故の無い安心して暮らせる地域づくりに協力していきたい」と話しました。
JAでは毎年、ダイコンと米を交互に配って、年末の事故防止を啓蒙しています。
ダイコンを手渡し、飲酒運転「大根」絶を呼び掛ける石川組合長(左)