児童らジャガイモ収穫体験
2021/12/3
JAあいち中央碧南ひがし支店運営委員会は12月3日、碧南市日進町の畑で、碧南市立日進小学校の全児童329人を対象にジャガイモの収穫体験を行いました。収穫は2学年ごとに3回に分けて行われ、同会とJA職員ら約20人が、収穫や選別の方法を指導しました。
児童らに農業体験を通じて「食」と「農」に関心を持ってもらおうと10年以上前から続いている取り組み。例年は児童が植え付けから収穫まで行っているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から児童の安全確保を優先し、9月に同会が主体となって植え付けました。
児童らは取れたジャガイモの大きさを競いながら、収穫を楽しみました。 同会の鈴木和紀支店運営委員長は「児童たちによる植え付けはできなかったが、収穫だけでも体験してもらいたかった。今年は作柄が良く、児童らにも楽しんでもらえて良かった。地元の産業である農業に触れる機会を大切にしてもらい、将来農業を志してくれる人がでてきてくれれば嬉しい」と話しました。
同校の加藤愛教務主任は「普段触れる機会の少ない土に触れて、楽しんで学べていた。ジャガイモがどう成長して収穫できるのか知らない児童もいるので、とても貴重な体験になった」と話しました。
一つ一つ丁寧にジャガイモを収穫する児童と運営委員ら