大しめ縄奉納へ 熱田神宮豊年講
2021/12/4
熱田神宮に奉納する大しめ縄作りが12月4日、碧南市古川町のJAあいち中央碧南北部営農センターで行われました。出来上がった大しめ縄は25日、五穀豊穣を願い熱田神宮に奉納されます。
大しめ縄作りには、熱田神宮豊年講あいち中央支部の講員ら約20人が参加。長さ4メートル20センチ、直径20センチの大しめ縄を作り上げた他、熱田神宮の大クスノキに巻く長さ9メートル60センチのしめ縄3本も作りました。
材料となるわらは、講員の原田孝司さんが提供。刈り取った稲を陰干ししてこの日に備えました。講員らは、はかま取りしたわらを30本ほどに束ねて分けたり、動かないように固定して重ねた束を編み込んだり、形を整えたりとそれぞれ役割を分担して、約3時間かけて4本のしめ縄を作り上げました。
しめ縄奉献委員会の鈴木茂伸代表は「講員の協力で今年も立派なしめ縄ができて良かった。若い講員も増えたので、技術などを伝え後継者育成にも尽力していきたい」と話しました。
大しめ縄を作る豊年講講員ら