ＪＡあいち中央は１２月１８日、刈谷市小垣江町に大型産直施設「ファーマーズマーケットでんまぁと刈谷南」をオープンしました。初日から２日間は入場制限をとる人気ぶりで、２日間の来場者数は３４７７人、売り上げは７３２万円と盛況でした。

オープン初日はオープニングセレモニー後、午前９時に開店すると待ちかねた人々がどっと施設内に流れ込み、あっという間に店内は人であふれかえりました。売り場には、地元産の農産物をはじめ、農産加工品、切花、苗物、地元農産物を使った惣菜、県内産の精肉などが並べられ、来店者らはお目当ての商品を次々と買い込んでいきました。ＪＡのキャラクターのあおみっ子ファミリーが駆けつけ、農産物の地産地消をＰＲしました。

石川克則組合長は「同店を生産者の販売拠点として、そして消費者の食の宝庫として、地域の方々の食と農の架け橋になるような店舗にしていきたい。また組合員と地域住民が交流できる、地域コミュニティの場にもしていきたい」と述べました。

来賓としてセレモニーに出席した稲垣武刈谷市長は「刈谷市で初の大型直売施設になる。多くの刈谷市民が新鮮で安全・安心な農産物を待ち望んでいるので、生産者には魅力的な農産物を出荷してもらいたい。市としても地元の農産物をしっかりとＰＲしていきたい」と話しました。