JCA 台湾版「食育ソムリエ」認定 直売所関係者23人一期生に
JAあいち中央の“先輩”がエール
2021/12/22
日本協同組合連携機構(JCA)が認定する「食育ソムリエ」の台湾版の第1期生の認定式が12月22日、台湾の台北市内で開かれ、愛知県安城市のJAあいち中央のファーマーズマーケット「でんまぁと安城西部」の食育ソムリエが“先輩”として直売所からライブ中継で講演しました。
台湾版は「食農教育士」の名称で、台湾政府の外郭団体・中国生産力中心がJCAとライセンス契約を結んで認定します。日本の直売所での食農教育や販売促進のノウハウを基に、台湾の直売所で地産地消を広める人材を育成します。同日、養成講座を修了した台湾の農産物直売所関係者23人が認定証の交付を受けました。
食育ソムリエが食育ソムリエとして最も生き生きと活躍している店として、同店が選ばれました。講演では、JA産直振興部産直課の岩戸省二課長からこれまでの取り組みと実績を、同店で食育ソムリエのリーダーを務めるマネージャーの永谷直美さんからは店内の様子やコロナ禍における取り組みなどを紹介しました。
永谷さんは「食育ソムリエは生活に直結する資格。一つ一つの農産物について伝えられる情報がたくさんあるのは直売所ならでは。資格を取ったことで視野が広がり、農家の想いを伝えるとともに味や食べ方を提案しつづけている。行きたいと思えるお店作りを目指しましょう」と話し、台湾で活躍する“後輩”たちにエールを送りました。
店内を紹介する永谷さん(左)