自衛消防隊員らポンプ運用訓練
2021/12/22
JAあいち中央自衛消防隊は12月22日、安城市赤松町のJA総合センターで、2021年度安城市防火危険物安全協会自衛消防隊ポンプ運用訓練を行いました。
同センター内の各部署職員から11人が参加し、選抜された5人がチームとなって日頃の訓練の成果を披露しました。センター内の自動車燃料部燃料センターLP販売所の近藤輝隆さんの指揮で、隊員らは声を出しながらそれぞれの役割を果たし、ポンプ操法により火点に見立てた三角コーンへ向けて放水しました。訓練終了後には、衣浦東部消防局安城消防署の署員から「迅速かつ適切に行えていた。いざというとき心強い。訓練を通して、みんなで意識を高め防災を考える良いきっかけにしてほしい」と講評がありました。
同隊副隊長で同部燃料センター総合センター給油所の石川辰義さんは「今年は初めて参加する人が多い中でもしっかり訓練に参加してくれ、その成果を発揮できていた。有事のときにはすぐに駆け付け、処置できるように今後も訓練を続けていきたい」と話しました。
この訓練は、自衛消防隊として隊長の指揮の下、隊員の消防技術の維持向上を図り、防火対象物等の自衛意識の高揚とその使命の完遂を期することが目的。同市で自衛消防隊を備える企業・団体が、ポンプ操法を基本とした実情に合わせた実践的な放水訓練を行っています。
消防ポンプ運用訓練を行う
自衛消防隊員