ハクサイ本番
2021/12/23
刈谷露地園芸部会
JAあいち中央管内の刈谷市北部地域で、ハクサイの収穫が本格化しています。
2021年産は、定植作業を行った9月上旬から天候に恵まれ、例年、懸念される台風の上陸も無かったことから、概ね順調に生育。葉がしっかり詰まった品質の良いハクサイとなっています。
JA刈谷北部営農センターでは、日量約110~120ケース(1ケース15キロ)を県内市場に出荷しています。
同市東境町の50アールで栽培するJA露地園芸部会の川上充士さんは、早朝から収穫・箱詰め作業を進めます。包丁で1玉ずつ収穫し、余分な葉を切り落とし、その場で選別し箱詰めします。
川上さんは「今年は暖かかった影響で生育も良かったが、病害虫の発生が多かった。防除に苦労した分、品質は例年並みに良好。これから寒くなり鍋需要が増えてくる中で、ハクサイをたくさん食べてもらいたい」と話します。
同市北部地区は古くからハクサイ栽培が盛ん。出荷予定の部会員3人が、約70アールで栽培。12月中旬~下旬をピークに来年1月下旬まで、県内市場へ約4500ケース(1ケース15キロ)の出荷を見込んでいます。
手作業で一つ一つ収穫する川上さん