春の農産物目ぞろえ会 早生カリモリ
2021/4/2
カブ・かりもり部会
JAあいち中央カブ・かりもり部会は4月2日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で、早生カリモリの目ぞろえ会を開きました。部会員や市場関係者、漬物加工業者など9人が参加しました。サンプルを手に取り、形や傷、色などの出荷基準、今後の出荷予定や出荷方法を確認しました。
早生カリモリは「あいちの伝統野菜」の一つで、奈良漬の原料となる他、しょうゆ漬けやみそ漬けなど主に漬物で食べられます。今年は適度な温度と湿度の中、定植から順調に生育が進みました。病害虫などはなく、品質は概ね良好です。
市場関係者は「カリモリは「あいちの伝統野菜」としてしっかり需要があり、新型コロナウイルス感染症で青果業界が不安定な状況にあっても、影響が少ない品目だった。例年通りしっかりと選果したカリモリを出荷いただきたい」と話しました。
部会の辻聖部会長は「長く栽培を続けているが、改めて目ぞろえ会を行うことで、しっかりと規格のそろったものを出荷していきたい」と話しました。
部会は、3人が54アールのハウスで早生カリモリを栽培しています。今年の出荷は3月15日から始まり、5月中旬から6月下旬までをピークに8月上旬まで続きます。JAを通じて、県内市場や京都の漬物加工業者に流通します。総出荷量は約60トンを目指します。
サンプルを見て出荷規格を確認する
部会員ら
関連リンク