良質出荷へハウスイチジク目ぞろえ会
2021/4/6
いちじく部会
西三河地域のイチジク生産者でつくる西三河いちじく部会は4月6日、安城市赤松町のJAあいち中央総合センター内生活館で、ハウスイチジクの目ぞろえ会を開きました。2021年度の出荷予定や、色や割れ、形など出荷規格を入念に確認しました。本格出荷は5月上旬になる見通しで、8月上旬までに約130トンを見込みます。
愛知県のイチジク収穫量は全国シェア率約17%で、都道府県別第1位。この時期のハウスイチジクは主に贈答用として、関東や中京市場へ出荷します。
目ぞろえ会にはJAあいち中央やJA西三河、JAあいち三河管内の生産者、集出荷場の検査員、県、JAあいち経済連、市場関係者ら41人が参加しました。
2月後半からの寒暖差が大きく、平年より暖かくなるのが早かったため、平年より1週間ほど生育が進んでいます。品質は病害虫の被害もなく良好。共計出荷が2日から始まり、予保冷出荷、連日集荷が13日から始まります。
同部会の杉浦敏美部会長は「今年は天候に恵まれ、良質なイチジクの出荷が見込まれる。今年度からハウスのイチジクでも全量フィルム包装が行う。しっかりと規格や出荷ルールを守って、消費者に良いものがお届けできるようにしていきたい」と話しました。
経済連園芸部西部販売課の小林洸平さんは「ハウスのイチジクは全国的にも貴重なので、しっかりと売り場を確保して有利販売につなげていく」と話し、「フィルムの張り方にも統一感を持って商品化をお願いしたい」と呼び掛けました。
出荷規格について説明する
JA経済連職員
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