ハウスイチジク出番 品質・着色とも良好
2021/4/16
いちじく部会
JAあいち中央管内の安城、碧南、刈谷の3市で、ハウスイチジクの収穫が本格的に始まりました。愛知県は全国No.1の出荷量を誇り、JAは県内一の産地。JAいちじく部会では部会員162人のうち、21人がハウス約3.3ヘクタールで栽培しています。
4月上旬から8月中旬にかけて、約78トンの出荷を見込んでいます。関東を中心に名古屋や岐阜、北陸の市場へ出荷。3月の暖かさで生育は1週間ほど早く、適度な日照もあり品質・着色ともに良好。品種は「桝井ドーフィン」と「サマーレッド」。
安城市城ヶ入町にある約13アールのハウスで栽培する部会の淺井𠀋夫さんは、早朝6時頃から収穫作業を行っています。イチジクは皮が薄く、傷つきやすいため、注意を払いながら丁寧に収穫。色づきや大きさを確認してパック詰めします。
淺井さんは「適度な甘さと柔らかさで、消費者に喜んでもらえるイチジクができた。多くの人に食べてもらいたい」と話しました。 収穫の最盛期は5月中旬~下旬になる予定です。
イチジクの色づき具合を見ながら
収穫する淺井さん
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