地元農産物贈る
2021/11/1
安城市和泉町の農業者を中心に構成される和泉町農用地利用改善組合は11月1日、安城市堀内町のNPO法人「こすもす畑」堀内本部で、同法人に地元農産物を寄贈しました。同法人への寄贈は、昨年に続き2回目で、地元農産物の地域貢献が目的です。
寄贈した農産物は、JAあいち中央安城南支店管内で取れたダイコンやハクサイ、ニンジンなど約10品目。同法人のスタッフは「こんなにたくさんありがたい」と笑顔で受け取りました。
同組合は、10月30日に安城市和泉町の和泉町公民館で農産物共進会を開き、地元農産物114点が集まりました。出品された農産物は、同法人へ寄贈するものを取り置きして、残りは翌日の表彰式後に、即売会のために集められた地元農産物とともに販売されました。 寄贈された農産物は、同市横山町で同法人が営む喫茶店「こだわりの店 ロゼ」で販売される弁当に使われます。同店では、障がいを持っている方々が働いており、必要経費を除いた売り上げはすべて工賃として支払われます。
同組合の石川光範改善組合長は「地元でつくられた農産物を福祉で活用してもらえ、うれしい。地域貢献につながれば、農家もやりがいを感じる。せっかくできたつながりを大事に、今後も継続していきたい」と話しました。
「こすもす畑」の職員(右)に農産物を手渡す石川組合長(左)