露地カブ出荷仕上がり良好
2021/11/4
かぶ・カリモリ部会
JAあいち中央管内の碧南市で11月4日から露地カブの出荷が始まりました。2021年産は、播種作業を行った9月中旬から天候に恵まれ、例年、懸念される台風の上陸も無かったことから、概ね順調に生育。病害虫の被害もみられず品質も良好です。
JAカブ・かりもり部会は約28アールで露地カブを栽培。出荷は11月下旬まで続き、中京市場に約1600ケース(1ケース10キロ)の出荷を目指します。
部会は10月28日、出荷を前に碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で目ぞろえ会を開きました。部会員や経済連、市場担当者ら7人が参加。サンプルを手に取り、カブの玉や葉の大きさ、形などの出荷規格を入念に確認しました。
部会の山中重信さんは「しっかり目をそろえ、計画出荷に努めていきたい」と話しました。名古屋青果株式会社の水野寛之さんは「気温が下がってくるとカブも売れてくる。有利販売につなげていきたい」と話しました。JAあいち経済連園芸部西部販売課の滝本哲也さんは「夏秋産地から冬の産地に切り替わりつつある。気温の方も冷え込みが始まり、緊急事態宣言も解除されたので期待したい」と話しました。
出荷規格を確認する生産者ら
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