冬野菜さぁ出番 ダイコン出荷スタート
2021/11/5
刈谷露地園芸部会
JAあいち中央刈谷露地園芸部会は11月5日、秋冬ダイコンの出荷を前に、刈谷市東境町のJA旧刈谷北部ライスセンターで目ぞろえ会を開きました。部会員や市場担当者ら10人が参加。サンプルを見ながら出荷規格などを確認しました。
今年は播種作業を行った8月下旬から天候に恵まれ、例年、懸念される台風の上陸も無かったことから、概ね順調に生育。病害虫の被害もみられず品質も良好です。出荷は例年並みで、11月12日から始まります。主に県内市場へ12月下旬まで出荷し、約2600ケース(1ケース10キロ)の出荷を見込んでいます。
セントライ青果の堀田一直次長は「天候に恵まれ、全国的な豊作が見込まれる中で、難しい販売が予想される。冷え込みにより鍋物商材が動き始めれば、販売も活性化が期待できる。出荷規格をしっかり確認いただき、品質の良い刈谷のダイコンを数多く出荷してほしい」と話しました。
同市北部地区は古くからダイコン栽培が盛ん。出荷予定の部会員7人が、同地区の丘陵地約1.2ヘクタールで「福味二号」を中心に栽培しています。
出荷規格を確認する生産者ら
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