中学校で自動車交通安全教室
2021/11/9
JAあいち中央管内の刈谷市住吉町の刈谷市立刈谷南中学校で「自転車交通安全教室」が開かれました。同校1年生の生徒約230人が、スタントマンによる自転車の交通事故再現を見学しました。JA管内では8年ぶり。同校は全生徒約720人の内約160人が自転車で通学しています。
同教室は、JA共済連主催。今年度、愛知県内では愛知県警察が指定した8つの中学校、高等学校で行います。自転車の利用頻度が高く、運転に慣れている世代に、加害者にも被害者にもならないために守るべきルールやマナーの大切さ、交通事故の怖さを伝えています。
事故再現では、スタントマンが「ルール違反の重なりが引き起こす大きな事故」や「サンキュー事故による自転車事故」など8パターンを実演しました。見学した生徒は「間近で事故の様子を見て、思ったより衝撃的。本当なら大ケガや死につながるのだと思うと怖い」「歩行者優先や一時停止をもっと意識したい」など事故の怖さやルールを守る大切さを改めて認識していました。
JA刈谷中部ブロックの柴田浩明共済渉外担当課長は「交通事故の怖さを肌で感じて、日頃の自転車運転を見直す機会にしていただければ」とあいさつしました。
刈谷警察署の鎌田昌明交通課長は「交通ルール違反が怖いと分かれば事故は減る。今回見て学んだことを今後の安全運転に生かして、事故無く過ごしてほしい」と話しました。 12月21日には、刈谷市立雁が音中学校で行う予定です。
生徒が見学する中、自転車事故を再現