さぁ出荷本番 良い品届けよう カーネーション200万本めざす
2021/11/16
カーネーション部会
JAあいち中央カーネーション部会は11月16日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で目ぞろえ会を開きました。部会員や県、JA担当者ら9人が参加。当日出荷されたカーネーションを手に取り、意見を交わしながら、花のボリュームや切り前、荷姿など選別基準を確認しました。来年6月上旬まで、中京市場を中心に関東や関西へ計200万本の出荷をめざします。
今年は、定植時期の6月下旬から7月下旬に雨の日が少なく高温が続き、定植後の8月中旬からの長雨で生育が少し遅れたが、9月下旬から10月上旬に続いた夏日でかなり前進。品種によっては20日ほど早いものもあります。
県西三河農林水産事務所農業改良普及課の東野照代専門員は「他の産地でハダニが増えてきているようだが、碧南のカーネーションはしっかり防除できている。引き続きしっかり管理して品質の良いカーネーションを出荷してほしい」と呼び掛けました。
部会の杉浦信弘部会長は「12月に向かってD2も始まる。今一度、品質について確認してしっかり目をそろえていきたい」と話しました。
JA営農部碧南園芸課の永坂雄志さんは「今シーズン初めての目ぞろえ。50センチ中心になってきた。出荷物を見ながら60センチへの切り替えも考え、品質の良い碧南のカーネーションを出荷していきたい」と話しました。
部会は8人が約2ヘクタールで54品種のカーネーションを栽培。主に業務用としてピンク・赤・白の3色で約6割を占めます。
カーネーションを手に取り選別基準を確認する部会員ら
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