大豆の収穫本番 さや付き良く仕上がり良好
2021/11/25
営農部会
JAあいち中央管内で11月20日から、大豆の収穫が本格的にスタートしました。JA管内は県内有数の大豆産地。品種は「フクユタカA1号」。タンパク質含量が多く、豆腐へ加工するのに適した品種で、甘みのある美味しい豆腐が作れます。特性として莢が弾けにくくなる性質を備えており、反収増が見込める品種として、農業者所得の向上が期待されています。JAでは、2020年産から「フクユタカA1号」に全面切り替えました。
21年産は、例年、懸念される台風の上陸は無かったが、生育中の天候不良の影響で昨年に比べやや小粒傾向であるが、莢付きも良く、品質も良好です。
JAあいち中央営農部会では、部会員140人のうち、63人が1245.5ヘクタールで大豆を栽培。1500トンの収穫量を見込んでいます。収穫された大豆はJAあいち経済連を通じて、東海地方の大豆加工業者を中心に関東地方へも流通しています。
25日には、同部会の神谷知則さんが管理する安城市二本木町の圃場で、大型コンバインによる収穫作業が行われました。神谷さんは「近年の中でも品質の良い大豆が収穫できている。収穫した大豆は、豆腐や納豆になって消費者の食卓に届くので、おいしく食べて欲しい」と話しました。収穫作業は1月中旬まで続く予定です。
大型コンバインで大豆を収穫する
神谷さん