おいしい梨届けよう 仕上がり良好
2022/7/19
梨生産部会
JAあいち中央梨生産部会は7月19日、安城市東栄町のJA新安城支店で安城梨早生品種出荷目ぞろえ会を開きました。部会員や県、JAあいち経済連、市場担当者ら約60人が参加しました。
部会では「愛甘水」「甘ひびき」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」の6品種を栽培。気象などの影響による生育状況に柔軟に対応するため、早生品種と中晩生品種に分けて目ぞろえ会を開いています。今回は「愛甘水」の出荷を前に「甘ひびき」「幸水」も含めた早生品種の形や傷の有無、果皮の色など出荷規格の統一を図りました。
今年は、3月下旬~4月上旬の開花時期以降天候に恵まれ順調に生育。6月に入り気温の高い日が続き生育が早まるかと思われたが、その後、曇天が続き平年並みの出荷スタートとなりました。病害虫の発生もなく品質も良好です。
部会の中嶋邦道部会長は「今年も安城梨の出荷が始まる。明治用水の水漏れや天候不順など管理作業に苦労した。これから天候も安定してくる予報だが暑くなるので体調管理にも注意が必要。今日の目ぞろえ会でしっかり目を合わせていただき、おいしい梨をたくさん出荷してほしい」と呼びかけました。
部会は83人が約35.6ヘクタールで栽培。「安城梨」のブランドで中京市場を中心に6品種合わせて約150トンの出荷を計画しています。「愛甘水」は20日から8月上旬まで、「甘ひびき」は7月下旬から8月上旬まで、「幸水」は8月上旬から8月中旬までの出荷を予定しています。
出荷規格を確認する部会員ら
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