あいち中央農業協同組合は、経営指針に基づき「常に人づくりを推進実践する」ことで職員が心身ともに健康で、個性や能力を最大限に発揮できると考えます。
人づくりに向けて職員の健康を組合の大切な財産と考え、心と身体がともに健康で、活力に満ち溢れ、組合員・利用者の要望や期待に応える健康経営を推進することを宣言します。
1. 職員の健康をバックアップ
- 健康診断受診率100%や、健診結果に基づくフォローアップを行い、職員の健康をサポートします
- 禁煙・卒煙推進、受動喫煙防止対策への取り組みを行います
2. 心の健康の保持増進
- ストレスチェックによる自己診断により、メンタル不調を予防し、安心して働ける「心の健康診断」を実施します
3. 育児休業等への支援
- 育児休業者を対象とした「パパ・ママ・ミーティング」を定期開催し、スムーズな職場復帰を支援します
4. 職場環境
- 労働災害や健康障害を未然に防ぐ職場環境づくりを行います
- CS・ES向上運動により、一人ひとりがイキイキと働ける職場環境づくりを推進します
5. 職員教育
- ハラスメント研修の実施により、思いやりの心を育てます
- 「働き方改革」への提言に基づき、残業時間の抑制、有給休暇の取得拡大等によるワーク・ライフ・バランスへの取り組みを推進します
●推進体制
代表理事専務が統括健康経営責任者となり、CS・ES実行委員会を中心に、安全衛生委員会や衛生管理者、人事労務担当者、産業医、保健師等と連携しながら職員の健康づくりを推進してまいります。
制定日:令和2年7月8日
あいち中央農業協同組合
代表理事組合長 石川 克則
●組織体制
●健康経営の位置づけ
ES活動の中で、働きがいのある職場づくり、健康の保持・増進を行い、基本理念である「利用満足度№1」のJAを目指すため、経営(事業)戦略の一環として取組みを行っています。
●健康管理に関する取組み
JAあいち中央「働き方改革」への提言に基づき、時間外労働や年次有給休暇取得に向けた取組みを行っているほか、各種人間ドックの助成や節目年齢に達した際の人間ドック全額助成を行っています。女性の健康保持・増進としては、乳がんバス検診を行うことで受診を促しています。
また、家族の健康診断受診促進を目的に年2回、扶養者健診を行い、家族の健康へのサポートにも力を入れています。
<健康診断に関する状況>
H30年度 | R1年度 | R2年度 | |
---|---|---|---|
受診率 | 100% | 100% | 100% |
特定保健指導実施率 | 30.1% | 37.0% | 34.1% |
※特定保健指導は、40歳から3歳刻みに実施。
運動機会の提供としては、健康セミナーの実施やボウリング大会、部署別健康チャレンジを行い、職員間のコミュニケーション促進にも取組んでいます。
●禁煙に関する取組み
JAあいち中央における喫煙率は20%以上と県下JAグループ内においても高い傾向にありましたが、喫煙による健康被害については、本人の自覚と責任において負うものといった考えでした。
しかし、万病の元となる職員の喫煙率を引き下げることで、本人の健康はもとより、受動喫煙にさらされるその家族や他の職員の健康も守ることができると考え、禁煙推進運動がスタートしました。
さらに、禁煙推進運動にあわせて、JAあいち中央独自の肺がん検診助成制度を定めて実施しています。
今後も、喫煙率15%を目標に禁煙推進に取組んでいきます。
- H31年1月~
- 禁煙推進運動
- R1年7月~
- 喫煙タイム指定(10時、12時、15時)
- R2年1月~
- 職員用灰皿の撤去
職員用喫煙エリアの指定(屋外) - R2年4月~
- 喫煙タイム指定(12時のみ)
●「健康経営優良法人2022」に認定されました!
健康経営優良法人認定制度とは、優良な健康経営を実践している企業等を「健康経営優良法人」として顕彰する制度です。
●JAあいち中央が目指す『健康経営』
ごくシンプルなことで、「毎朝、職員が元気に挨拶できる職場づくり」です。また、JAあいち中央の職員約1,300人の後ろには、約4,000人の家族がいる。家族の健康なくしては職員の健康もなく、組織内の意思疎通が図れていなければ、毎朝元気な顔を見ることができません。
協同組合という組織の特性上、職員の「心身の健康=仕事への貢献」が組合員・利用者へのサービス向上に繋がります。今後も職員の働きやすい職場づくりを行い、組合員・利用者の皆様へ貢献してまいります。
あいち中央農業協同組合
代表理事組合長 石川 克則