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碧南玉葱部会が総会で意識統一

  • 碧南玉葱部会

2022/11/17

  • 21年度を振り返り、22年度への意気込みを語る杉浦部会長

JAあいち中央碧南玉葱部会は11月17日、碧南市港本町のJA碧南営農センターで2021年度通常総会を開きました。部会員や県、市、連合会、関係者ら55人が出席。2022年度の事業計画や収支予算など3議案を承認しました。

役員を代表して杉浦満男部会長は「今年は他産地での不作や、輸入が少なかったことで、過去にない高値での販売が続いた。これまでコロナ禍で落ち込んだ販売の穴埋めとなり助かった。今後は資材価格高騰を販売価格へ転化できるように、部会一丸となって高品質なタマネギを出荷していきたい」とあいさつしました。

JAの石川克則組合長は「今年は立派な販売実績を残され、あらためて敬意を表したい。部会員の努力と市場関係者の協力に状況が重なって生まれた結果だと感じる。JAは今後も部会と一体となって、ブランド化に努めていきたい」と話しました。

碧南市の金沢宏治副市長は「毎年市内の学校給食に「へきなんサラダたまねぎ」を提供いただき、ありがたい。県下でもタマネギをお土産として持っていくと非常に喜ばれる。これからも関係機関と協力して、出来る限りの支援をしていきたい」と話しました。

部会は、同市南部地区を中心に148人の部会員が約100ヘクタールで栽培。同市は県内有数のタマネギ産地。極早生のタマネギで辛味が少ない品種を限定した「サラダたまねぎ」など、21年度作は3月上旬から6月下旬まで、中京市場を中心に約6900トン出荷しました。