JAあいち中央

野菜嫌いの子にも野菜を食べさせたい保護者を応援しようと、料理研究家・寺田真二郎さんが考案した「苦手野菜克服レシピ」を産直店舗で紹介しています。管内で生産され、ＪＡを通して販売される農産物「碧海そだち」を生かしたレシピは、野菜の食べ方やイメージを変え、食べて好きになってもらえるよう工夫が凝らされています。

寺田さんは、ＪＡ管内である安城市出身の、テレビ番組などでも活躍する料理研究家。レシピの考案は、碧海地域の農産物や農業をもっと“好き”になってもらう「碧海そだち」の活動に寺田さんが共感したことがきっかけです。

レシピで取り上げた野菜はトマト、ナス、ブロッコリー、シイタケ、ニンジンの五つ。ＪＡ産直店舗の職員や家族らに７月、嫌いな野菜を調査。その結果を基に、ＪＡ産直店舗で秋冬に多く出荷される農産物を選び、寺田さんにレシピの考案を依頼しました。

店舗では、料理に用いる農産物の近くでレシピと寺田さんからのメッセージを紹介。アンケートで集まった、食感や香り、味といった苦手な理由に対する克服ポイントも盛り込まれたレシピは、持ち帰ることもできます。

産直課の岩戸省二課長は「有名な料理研究家の寺田さんと一緒に店舗を盛り上げ、多くの方に『碧海そだち』を好きになってもらいたい」と話しました。４月には、春夏野菜の「苦手克服レシピ」が加わる予定です。