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切り干し大根 作業がピーク

2022/12/14

  • 細長く切ったダイコンを網棚の上に広げる野々山さんら

JAあいち中央管内の刈谷市北部地区で、冬の風物詩の切り干し大根づくりが最盛期を迎えています。

ダイコンを専用の機械で15センチほどの細切りにした後、畑に設置した長さ45メートルほどの網棚の上いっぱいに広げます。冷たい「伊吹おろし」にさらして2日程天日干しされたダイコンは水分が飛び、しっかりとした歯ごたえのある、甘みと旨みが凝縮された切り干し大根になります。

同地区では、丘陵地を中心に秋冬ダイコンを約6ヘクタールで栽培。切り干し大根は、煮物や酢の物、味噌汁などに使うのが一般的となっているが、水で戻してサラダの原料とするなど手軽な食べ方も普及し、産直店舗でも人気を集めています。

同市東境町でダイコンを栽培している野々山智さんは、細長く切ったダイコンを網棚の上に広げる作業を家族3人で進めます。この日は約200キロのダイコンを干しました。
野々山さんは「今日から風が強くなり、天気も良さそうなので、良い切り干し大根ができそうだと期待が高まる。日持ちもするので是非買って、ご賞味いただきたい」と話しました。