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若手職員育成へ 農機センターがヰセキ関西中部と合同で営業研修会
利用者への提案力を強化

  • 農機センター

2022/12/16

  • ホワイトボードを使って、意見を出し合う職員ら

JAあいち中央営農部農機センターは12月16日、株式会社ヰセキ関西中部と合同で営業研修会を開きました。安城市和泉町にある同社本社で行われ、同センターの若手職員と同社の若手社員が2人ずつ参加。講師は同社で10年の営業経験があるベテラン社員が務め、営業の分類や必要なスキルなどについて、ディスカッションを交えながら分かりやすく教えました。

同センターでは2021年4月から月に一度、サービスマンレベルアップ講習会を開いて、若手職員の育成を図ってきました。これまでは同市赤松町にあるJA総合センター内農機センターで、トラクターやコンバインなど季節ごとに利用頻度が高い機種別の技術研修を行ってきました。今回は初めて外部組織と合同で催し、利用者への提案力を強化するために技術以外のテーマを設定しました。

参加者は「初めて営業の仕方を教えてもらい、今まで自分が行ってきた営業の仕方に自信がついた点もあれば、直そうと思う点もあった。学んだ事を一つずつ積み上げて、自分のものにしていきたい」と話しました。

講師を務めた同社東海支社愛知営業部愛知系統グループの岡本貴幸主任は「業界を引っ張っていく若手職員に、ともに成長していってもらいたい。講義する上で、今までの経験やノウハウを言語化することが難しかった。お客様が求めているものを感じ取る力を身に付け、次世代に繋げてもらいたい」と話しました。

今回の研修会を企画した同センターの平松稔章センター長は「近隣メーカーの協力のおかげで実りのある研修ができた。研修の中で課題を見つけ、改善していくことで、利用者により良いサービスが提供できるJA職員になってもらいたい。身だしなみ、話の入り方など常に意識して、10年先に目標とされる職員になってくれたらうれしい」と話しました。