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碧南タマネギ 順調目ぞろえ

  • 碧南玉葱部会

2023/3/7

  • サンプルを見て出荷規格を確認する部会員ら

JAあいち中央碧南玉葱部会は3月7日、碧南市港本町のJA碧南営農センターで「2023年産碧南極早生玉葱目ぞろえ会」を開きました。部会員や県、JAあいち経済連の関係者ら75人が参加。市場情勢や出荷方法、出荷基準に関する申し合わせなどを行った後、サンプルを手に取り、形状や大きさなどを確認しました。

部会では、辛みの少ない極早生品種を厳選して「へきなんサラダたまねぎ」のブランド名で4月末までの期間限定出荷しています。辛みが少ないため、生で食べる際に水にさらさずに食べられることから、消費者からの人気も高まっています。

23年産は、9月の播種後、育苗期にかけては大きな天候の崩れもなく概ね順調に生育。年末から低温が続き生育の遅れが心配されましたが、2月下旬から3月にかけ気温が上向いてきたことで遅れを取り戻し、良質な「へきなんサラダたまねぎ」の出荷が見込まれます。

同部会の商品管理チームのリーダーを務める小笠原一仁さんは「『へきなんサラダたまねぎ』が市場や消費者から一層の評価を得るには、きちんとした選別としっかりとした品質管理が重要。これが碧南のタマネギだ!と胸を張って言える荷づくりをしていきたい」とあいさつしました。

碧南市は県内有数のタマネギ産地。142人の部会員が100ヘクタールで栽培しています。極早生から早生、晩生と続き、6月末まで出荷します。「サラダたまねぎ」は、約7割の部会員が29ヘクタールで栽培しています。