JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

「産直就農塾」入塾へ説明会

2023/3/16

  • 産直就農塾の概要を話す半田塾長(奥)

JAあいち中央産直振興部産直振興課は3月16日、安城市福釜町のJA安城西支店で「産直就農塾(9期生)事前説明会」を開きました。入塾予定者ら22人が出席しました。

同塾は2015年度に開講。塾生はJA産直店舗に出荷する販売農家を目指し、実習を中心に栽培技術や農薬の知識、農業機械の取り扱い方など一年間学びます。卒業後はJAの専任職員が栽培相談などに応じます。

説明会では、同塾の半田文夫塾長から栽培作物や土壌診断などについて説明、JAの担当者からは年間のカリキュラムや塾生の心得、注意事項などが説明され、終了後には実習圃場を見学しました。

入塾予定者からは「1年半後に定年を迎えたら、生産者として頑張りたい」「家族が畑をやっており、数年前から手伝うようになった。農業は奥が深く、ちゃんとした物を作るためには一から勉強しないといけないと思った」「あそんでいる畑があり、何とかしたいと思っていた。一からしっかり学んで活かしたい」「動画サイトを見てやってみたが、上手くできない。基礎から学んで売れる野菜を作れるようになりたい」などといった意気込みが聞かれました。

同部の野村照司部長は「産直就農塾では、50種類以上の野菜を育てる。スーパーなど量販店ではあまり見られない変わった野菜の栽培も学べる。就農塾で学び、今後は産直運営協力会員として産直店舗に出荷してもらえると期待する。情報交換や交流も楽しんで、地域の店舗を盛り上げていただきたい」と話しました。