JAあいち中央

ＪＡあいち中央営農部会は３月２２日、安城市赤松町のＪＡ総合センター内生活館で第２２回通常総会を開きました。部会員や関係者ら１２５人が出席。２０２３年度の事業計画、収支予算、本部・支部役員選出を審議し、全議案を承認しました。

新部会長の山田友樹さんは「部会員、新しい役員の方々の力を借りながら、一年間精いっぱい頑張っていく」と抱負を語りました。

式では、部会員が栽培した米を評価する「米の“匠”コンクール」の入賞者４人への表彰も行われました。「米の“匠”コンクール」は今年で７年目の取り組み。部会員の米作りに対する意識向上とＪＡが販売するお米の「品質・おいしさ」のレベルアップにつなげていくことが目的です。「コシヒカリ」と「あいちのかおり」の２品種に、それぞれ共同乾燥施設の部と丸俵の部が設けられ、合計２０４点が出品されました。審査では、穀粒判定機と食味計を使い、農産物検査の等級格付け、食味値、整粒重比などを基に順位を決定しました。

「コシヒカリ」の共同乾燥施設の部では高浜支部の神谷信夫さん、丸俵の部では安城北部支部の神谷孝雄さん、「あいちのかおり」の共同乾燥施設の部では刈谷支部の長谷川健一さん、丸俵の部では刈谷支部の加藤英真さんがそれぞれの部門で１位となりました。

神谷信夫さんは「隣接した農地で耕作する部会員がよく入賞しており、いつかは自分もと思って勉強してきた。頑張る姿を参考にさせてもらった結果が今回の入賞につながった。これからも良いお米を作っていきたい」と語りました。