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県内産直店舗初のPOS連動方式 
QRコード決裁導入 
他店舗も順次導入へ

2023/4/18

  • スマホをかざして二次元コード決済する利用者

JAあいち中央産直振興部は4月18日、安城市福釜町のJAファーマーズマーケットでんまぁと安城西部でPOS(販売時点情報管理)システムに連動した二次元コード決済を導入しました。JA県下産直店舗で初の取り組みです。

二次元コード決済の急速な普及にともない、JAの産直店舗で二次元コード決済の導入を要望する利用者の声が多かったことが導入のきっかけです。POS連動方式はPOSシステムから直接インターネット接続が必須で、特殊な通信条件や高速回線が必要。既存の県域統合ネットワークでは大幅な環境の見直しや改修費用が課題となり、導入が見送られていました。今回の導入により、レジでの操作ミスや利用者の滞留時間の減少が期待されます。

利用者は「会計を手早く済ませることができた。会計に並ぶ時間も減って、お店を利用しやすくなった」と話しました。

同部の岩戸省二副部長は「今後も利用者のニーズを取り込み、スムーズに買い物してもらえる店舗づくりに努めていきたい」と話しました。
今後は店舗面積やレジの更新時期を勘案しながら、順次導入を検討していきます。