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地域つながる初夏の一日 各地で子どもら田植え 農家手ほどき

2023/5/25

  • 児童らに田植えを指導する小林さん(左)

安城市立桜林小学校5年生101人は5月25日、安城市が農業体験学習用に管理している安城市桜井町の田んぼで田植えを体験しました。総合的な学習の時間の一環で、地域農業への関心、食の安全を学ぶことが目的です。

田植えには有志で集まった地元、桜井北・藤野地区の担い手農家とJAあいち中央の職員ら11人が指導に当たりました。苗の品種は、市内小学校の学校給食で使用している「あいちのかおり」です。

児童は、担い手農家から苗の植え方の説明を聞いた後、一列になって田んぼに入り、苗の束から3、4本ずつ取り、順々に後ろに下がりながら植えていきました。

初めて田植えをした児童は「泥の感触が気持ちよかった。植える本数を競いながら、楽しんでできた」「植え方を優しく教えてもらえたので、しっかり植えられた。早く大きくなってほしい」と話しました。

同校の伊藤健杜教諭は「農家の方々の協力で、貴重な経験させてもらえてありがたい。泥で汚れることを恐れず、思い切り良く田んぼに入る児童が多く驚いた。稲の成長を見守る中で、生徒に学びがあれば嬉しい」と話しました。

指導にあたった農家の小林翔さんは「食べ物を作るのにどれほどの手間がかかっているのかを感じて、食べ物の大切さを学んでほしい。10月には実ったお米を食べてもらう予定なので、楽しみにしてもらいたい」と話しました。