JAあいち中央

ＪＡあいち中央金融推進部年金普及センターは９月１６日、安城市赤松町のＪＡ総合センター内生活館でセカンドライフセミナーを開きました。ＪＡで年金受給を予定する年金請求サポート会員向けで、約１３０人が参加。講師はハミング労務管理事務所に所属する社会保険労務士の杉浦資子氏が務め、「老齢年金の仕組みについて」をテーマに、年金受給に関する対策や考え方を講演しました。

年金受給を迎えるサポート会員に、制度を知ったうえで今後どのように手続きを行っていくか、年金定期便の見方や年金額の計算の仕方、繰り上げ繰り下げについての注意点などを説明しました。

杉浦氏は「年金の形や金額は人によって異なる。配偶者や子供の影響も受ける。物価や賃金などの変動にあわせて毎年度改定されるものなので、分からないことがあればＪＡの年金相談会などで聞いてもらいたい」と話しました。

ＪＡの中野幸彦金融共済担当常務は「ＪＡでは組合員に対して年金だけでなく、資産相談、遺言信託などあらゆる分野でサービスを提供できるように体制を整えている。ライフプランサポートという形で、組合員に終生寄り添う取り組みを進めていくので、今後ともＪＡを利用いただきたい」と話しました。