JAあいち中央

ＪＡあいち中央の女性組織イキイキレディースは１０月１１日、安城市赤松町の総合センター内生活館で女性学校を開き、８５人が参加しました。

一般社団法人日本協同組合連携組織（ＪＣＡ）主席研究員・基礎研究部長の小林元氏が「食卓から農を考える」と題して講演。小林氏は、日本の食料事情や食の安全・安心、世界の食文化などエピソードを交えながら語り、「食べ物の向こう側に関心を持ってほしい。自分たちが食べている物の向こう側には作ってくれている生産者がいる。どんな思いで作っているのか。地域の食べ物を知り、誰が作っているか知ること。それが地産地消に繋がる」と話しました。

参加者からは「何気なく食べている食物のことを考えさせられた」「もう少しお米を食べようと思う」「食べ物の向こう側に関心を持つことの大切さ、恵まれている自分の環境に感謝」など、とても勉強になったという感想が多数寄せられました。

同組織の齊藤三千代会長は「私たちの活動のベースには、食の安全・安心や健康がある。輸入に頼らない食生活はどのようなものか。本日の講演で今一度自身の食生活を振り返り、地産地消の重要性をみんなで考えていきたい」と話しました。

同組織では、「心豊かな地域づくり」をメインテーマに女性ならではの“人づくり”“家庭づくり”“地域づくり”をめざして、さまざまな分野から講師を招き「女性学校」を開講しています。