トピックスレポート
地元の子どもたち 楽しく稲刈り体験
- 志貴っ子田んぼの会
2023/10/25
- 「志貴っ子田んぼの会」のメンバーらと稲刈りを楽しむ児童ら
安城市立志貴小学校の総合学習の一つ「志貴っ子田んぼの学校」は10月25日、同校の5年生と1年生、志貴保育園の園児ら約80人を対象に、うるち米ともち米の稲刈り体験を開きました。同校の学区内の農家や住民有志、地元企業、JAなどでつくる「志貴っ子田んぼの会」が運営・指導しています。
同会メンバーが鎌の使い方を説明した後、児童らは田んぼに入って稲刈りを楽しみました。メンバーと5年生が作ったすげ縄を使ってはざかけをしました。
同会は環境教育の一環で、田んぼに生息する生き物観察等を通じて自然との共存を大切にする児童・園児を育てるため、冬の間も水を張る「冬水田んぼ」で、農薬や化学肥料を使わずにさまざまな生き物の力を借りた米作りを児童らと行っています。同会メンバーの榊原孝七さんは「ケガをしないよう稲刈りを楽しんでほしい」と話しました。
取れた稲や米は、しめ縄作りや餅つき大会、七草粥の会などさまざまなイベントで使われます。