JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

実りを実感 東境親子農業体験

2023/11/4

  • 収穫を楽しむ参加者ら

刈谷市は11月4日、同市東境町の体験農園で「親子農業体験教室」を開きました。同市では親子で触れ合いながら、野菜を作る楽しさや収穫の喜びを感じてもらおうと、東境地区営農改善組合とJAあいち中央の協力で、毎年9月から11月にかけて、ダイコンやジャガイモ、サニーレタスなどを育てる体験教室を開いています。この日は市内から27家族約97人の親子が参加しました。今回は4年ぶりに、同市で採れたダイコンとサトイモを使ったおでんの振る舞いも行われ、参加者は地元で採れた農産物が入ったおでんを堪能しました。

参加者は9月上旬にダイコンの種まきとジャガイモを定植、10月上旬にサニーレタスの定植やダイコンの間引き、除草作業などを行ってきました。

同組合の丹村昇組合長は「雨が少なくて出来に不安があったが、全体的に良いものが出来ていて安心した。ジャガイモの生育も順調なので、月末の収穫を楽しみにしていてもらいたい。地元の農産物を収穫したり味わったりすることで、農業に少しでも興味を持ってくれる子どもがいてくれればうれしい」と話しました。

参加した親子は「おでんがおいしかった。家に帰ったら、収穫したダイコンでもう一回作って食べたい」「ダイコンの収穫まで2カ月もかかるなんて知らなかった。自分たちで手をかけた野菜は、いつもよりおいしいと思う」などと楽しそうに話しました。
帰る際にはプランターでも育てられるイチゴの苗が無料で配られました。