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冬の特産出番 冬春キュウリ高品質へ一丸

  • 胡瓜生産部会

2022/11/02

  • サンプルのキュウリを見て規格を確認する部会員ら

JAあいち中央胡瓜生産部会は11月2日、安城市赤松町のJA総合センターで冬春キュウリの目ぞろえ会を開きました。部会員や県、JAあいち経済連、市場担当者ら約40人が参加。出荷計画や販売方針、共撰経費、出荷方法などの説明を受けた後、サンプルを手に取り、太さや長さ、色、曲がりなど規格を確認しました。

部会は安城市や碧南市、刈谷市を中心に53人が約14へクタールのハウスで栽培します。出荷は4日から始まり、来年3~4月をピークに7月上旬までを予定。主に中京市場に出荷し、出荷量3400トン、販売額9億円を目指します。

今年は定植後の天候に恵まれ、生育は順調。出荷はじめも例年並みとなりました。

杉浦裕隆部会長は「どの箱を開けても、均一で高い品質のキュウリになるようにしっかりと規格をそろえていきたい。今年は資材価格が高騰しているので、例年以上に量と品質の確保が重要になってくる。部会一丸となって頑張っていきたい」と話しました。

JAあいち経済連園芸部西部販売課の清田康宏主任は「契約取引とあわせて、催事においても売り場をつくってもらえるように売り込みを強化していく。JAを通じて得た生育や出荷情報を、購買意欲を掻き立てるような取り組みに繋げていきたい」と話しました。

同部会では、西三河冬春きゅうり部会のブランド「三河みどり」や化学肥料・農薬を県のキュウリ栽培における慣行基準の半分以下で栽培した「減々キュウリ」、有機肥料栽培にこだわった「みどりの恋人」、表面が白っぽく粉をふいている様に見える昔ながらの「ブルームキュウリ」など、様々なキュウリを栽培しています。