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ハクサイ本格化 鍋物需要に照準

  • 刈谷露地園芸部会

2022/12/05

  • 手作業で一つ一つ収穫する川上さん

JAあいち中央管内の刈谷市北部地域で、ハクサイの収穫が本格化しています。

今作は、定植作業を行った9月上旬から天候に恵まれ、概ね順調に生育。葉がしっかり詰まった品質の良いハクサイとなっています。

JA刈谷北部営農センターでは、日量約110~120ケース(1ケース15キロ)を県内市場に出荷しています。

JA刈谷露地園芸部会の川上充士さんは同市東境町の50アールでハクサイを栽培しています。早朝から収穫・箱詰め作業を進めます。包丁で1玉ずつ収穫し、余分な葉を切り落とし、その場で選別し箱詰めします。

川上さんは「今年は暖かかった影響で生育が早く前倒しの出荷傾向にあるが、品質や玉伸びは例年並みに良好。これから寒くなり鍋需要が増えてくる。たくさんハクサイを使ってもらい、旬の味覚を感じてもらいたい」と話します。

同市北部地区は古くからハクサイ栽培が盛ん。出荷予定の部会員3人が、約70アールで栽培。12月中旬~下旬をピークに来年1月下旬まで、県内市場へ約4500ケース(1ケース15キロ)の出荷を見込んでいます。