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赤シソ種まき最盛 厳格基準で良質出荷

  • 碧南しょうが・しそ部会

2023/3/17

  • 器械で赤シソの種をまく伊藤さん

JAあいち中央管内の碧南市で赤シソの播種作業が最盛期を迎えました。JA管内は県内有数の赤シソの産地。和歌山県など梅産地の出荷ピークに合わせて出荷します。

JA碧南しょうが・しそ部会では、農家11戸が約14ヘクタールで栽培します。5月下旬から7月上旬に中京市場を中心に関西、関東、北陸地方へ年間約125トンを出荷します。部会では、軸の長さをできるだけ短くするなどの厳しい基準を設けています。通常の目ぞろえ会以外にも抜き打ちで検査を行うなど、良質な赤シソの出荷に取り組んでいます。

部会の伊藤正弘さんは、1.3ヘクタールで赤シソを栽培。肥料を施し整地した畑に、刈り取り機の大きさに合わせた110センチ幅で筋を切り、一畝に4列、器械を押しながら種をまきました。収穫までに約2回土寄せを行い、畝を作っていきます。伊藤さんは「順調に発芽できるように潅水作業などをしっかり行っていく。赤シソは雑草との戦いになる。除草作業はとても大変だが、高品質な碧南の赤シソを出荷できるよう努めていきたい」と話しました。
赤シソの播種作業は3月中旬をピークに、4月上旬まで続きます。