JAあいち中央

ＪＡあいち中央営農部園芸課産地対策室は３月２９日、安城市赤松町のＪＡ総合センターで「２０２２年度いちじくスクール修了式」を開きました。同スクールの全過程を修了した５期生および６期生、県西三河農林水産事務所農業改良普及課、ＪＡ役職員ら２１人が出席。ＪＡの石川克則代表理事組合長が「ご苦労様でした。これからも頑張ってください。期待しています」と激励の言葉をかけながら修了証書を手渡しました。

石川組合長は「この碧海地域のイチジクは市場や消費者から高く評価されている。ＪＡとして生産量や生産者を拡大していきたいという思いでスクールを立ち上げた。座学と実践を踏まえて勉強していただいた技術をこれからのイチジク栽培に生かしていただきたい」と話しました。

農業改良普及課の河村直紀主任専門員は「正解は一つではない。スクールで学んだことは一つの方法。経験を積む中でより良い方法を考えてほしい。一つの方法に固執するのではなく柔軟な考えを持って学び続けていただきたい」と話しました。

修了生１１人のうちすでに２人はＪＡのいちじく部会に加入し、本格的に栽培を始めています。

ＪＡはイチジク産地の維持・拡大を目指し、新規就農者として販売農家を目指す人を支援するため、２０１７年度から同スクールを開講。これまで３３人が修了し、１５人が同部会に所属しています。