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刈谷市で年末の交通安全市民運動 飲酒運転を「大根」絶

2023/12/1

  • ダイコンを手渡し、飲酒運転「大根」絶を呼びかける
    鈴木理事(右)

愛知県刈谷市交通安全推進協議会は12月1日、刈谷市小垣江町の小垣江町北沢交差点付近で、地元産の農産物を手渡しながら交通安全を呼びかける啓発活動を行いました。年末の刈谷市交通安全市民運動に合わせたものです。

飲酒運転を根絶しようという願いを込めて、飲酒運転「大根」絶作戦と銘打ち、JAあいち中央から提供された同市特産のダイコン300本を配りました。

同会メンバーやJA刈谷地区女性組織代表や青年部組織、役職員ら約40人が、刈谷警察署員指示のもと停止した車の運転手に「飲酒運転「大根」絶作戦」と書かれた紙で巻かれたダイコンをドライバーらに手渡し「飲酒運転は絶対にしないでください。日没が早くなったので、早めにライトを点灯してください」と声をかけました。ダイコンを受け取ったドライバーは「ありがとう。分かりました」と応えていました。

刈谷警察署交通課の武田謙次課長は「JAの協力があり、市民の方々と一緒に交通安全を呼びかけることができた。年末になるとお酒を飲む機会が増えるが、飲酒運転は絶対にやめてほしい。声かけ活動により、交通安全意識を高め、事故の根絶につなげていきたい」と話しました。

JAの鈴木勝之刈谷地区担当理事は「12月は気忙しくなり交通事故が多くなるので、多くのドライバーに安全運転を呼びかけた。交通事故の撲滅とJAの農産物の認知拡大につなげられればうれしい」と話しました。
JAでは毎年、ダイコンと米を交互に配って、年末の交通事故防止を啓発しています。