JAあいち中央

ＪＡあいち中央刈谷中支店の女性組織「元刈谷しめ縄会」は１２月６日、刈谷市小垣江町のＪＡ刈谷南支店でしめ縄講習会を開きました。同会が開くしめ縄講習会では、メンバーが栽培から収穫、乾燥、天日干ししたしめ縄づくりに適したワラを使っています。

この日は、同会メンバーと同支店管内の組合員ら１３人が参加しました。メンバーは、今年の稲の生育状況やワラ作りの作業状況を紹介し、ワラの選び方や編み方を指導しました。参加者は、ワラをきれいに編む作業に苦労していたが、メンバーからの丁寧なサポートを受け、しめ縄を完成させました。

参加者は「昨年も参加したが一年に一度のつくる機会なので、会員さんに聞きながら作った。思いを込めて作るしめ縄は買えない物。立派なしめ縄が作れたので、玄関に飾りたい」と話しました。

同会の鈴木由美子代表は「今年も難しい栽培環境だったが、色とそろいの良いワラができた。昨年も参加してくれた方がいてうれしい。初めて参加される方でも、一緒に作るので安心して参加してもらいたい。思いを込めたしめ縄を飾って、良い年を迎えてほしい」と話しました。
同会のしめ縄講習会は、１２月８日まで同市内のＪＡ各支店など４箇所で開かれます。